部下のパフォーマンスを飛躍的にUPするミーティングの秘訣を教えます！

 （弊社代表 宮脇:）

今回は新人の改善活動について、お伝えしたいと思います。

いわゆる、PDCAと言われるような改善活動、

このあたりをどれだけ新人の頃から徹底できるかというのが、

非常に成長スピードに大きく影響すると思います。

今回は私どもが行なっている、

「週報ミーティング」というものについてご紹介したいと思います。

毎週、月曜日の朝礼後に、

一対一のミーティングをしております。

ここで何をするか。

先週の目標に対して、

どのような結果だったのかをまず明確にします。

そして、だいたい目標を到達できないことが多いので、

なぜ到達できなかったのか、未達の理由というところですね。

これを明確にしていきます。

なぜうまく達成できなかったのか。

それも表面的なものではなく深掘りをしていきます。

新人さんに、なぜ達成できなかったのかを、

考えさせることがまず一つ重要です。

ただ、出てくるその理由が表面的だったりしますので、

「これは本当の理由じゃないんじゃないかな」と言ったり、

あるいは「これについてはなぜそうなったのか」というように

ぜひ深掘りのメッセージ、あるいは質問をしてあげてください。

そして次に重要なのが、

じゃあ今週何をするのか、どう変化するかということで、

行動変化ということなんですね。

一番良くないのが、変わらないということです。

ずっと同じ。

これは改善ではありません。

もちろん何か一つ始めたことを、

愚直にやり続けるというのは大切なんですが、

中身そのものは常にブラッシュアップしていく必要があります。

今週は何を変化させるか。

これについても、まず本人に考えてもらうわけです。

「私はこれを変化させます」というのを言ってきたら

それで今週の目標が達成できそうであれば、

「じゃあその通りやってみて」ということでいいです。

でも多くの場合が、

その変化が質や量ともに不十分なことがあるんですね。

その場合は上司として、

質問していったりアドバイスをして欲しいです。

「この通り変化していって、1週間で達成できるだろうか？」

「足りないんじゃないか？」

「もしこういう事が起きたらどうするつもり？」

このようにいわゆる、コーチングと言われる質問を通じて、

部下の考えを引き出すという手法がありますが、

これにかなり近いです。

質問して本人にさらに、考えてもらうということです。

このように、どこに行こうとするかという目標と、

そして1週間なりやってみた結果、

そしてこの目標と結果に差分が大体あります。

この不足部分をしっかり明確にし、

なぜ達成できなかったかの理由を分析してもらいます。

そして、じゃあこの先一週間どんな変化をしていこうか、

これも考えてもらいます。

そして、その内容が足りなかったら、

質問を通じてさらに考えてもらう。

そしてなかなか出てこなかったら、

アドバイスをする。

これはいわゆる、

ティーチングというものですね。

このコーチングとティーチング、

質問と伝えること、

このバランスをうまく取っていくことがとても重要だと思います。

1週間に1回やるのが難しければ、

少なくとも1ヶ月に1回は

そういった時間を設けていただきたいです。

おすすめは1週間に1回、

そうすると1年間に50回程、改善が生まれます。

1か月に1回ですと、

1年間で12回の改善です。

1週間に1回だと、4倍改善が生まれるわけですね。

ただ、今までそういった改善活動を1年に1回ぐらいしか

してなかった会社様ですと、

なかなか難しいと思いますので、

まずは、1か月に1回やってみてほしいです。

そうすると、どんどん新人さんが成長していきます。

そして、改善をすることの喜び、良さというのも、

実感してもらえるんじゃないかなと思います。

さらには、こういった1週間に1度のミーティングをすると、

上司部下のコミュニケーションの頻度が高まる訳ですね。

1カ月ほったらかし、1週間ほったらかし、そんなことはせずに、

できれば毎日コミュニケーションを取ってもらい、

そして一週間に一回、しっかりミーティングをし改善活動、変化をする。

それが難しければ、せめて1か月に1回

やっていただくといいかなと思います。

新入社員の育成に悩んでいる方、

もしご覧になってる方が悩んでいるようでしたら、

ぜひこの週報ミーティング、あるいは月報ミーティングっていう形で

やっていただくといいのかなと思います。

今回は改善活動、週報ミーティング。

これについてお伝えしました。

次回も新人の育成、

そのコツについてお伝えしたいと思います。

ぜひ次回もこの番組をご覧ください。

そして番組登録まだの方は、是非お願い致します。