声の出し方のコツをご紹介! ボイストレーニングの専門家 酒井玲子さん
動画概要
今回はボイストレーナーの酒井先生をゲストにお迎えし、
最近の新人が苦手な「声をしっかり出す」「相手に伝わる発声」について、
新入社員研修の事例を踏まえてご紹介致します!
動画でお伝えする内容
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最近の新人や若手社員の声の出し方、発声の特徴
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滑舌が悪い原因と改善トレーニング法
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早口を直すための効果的な方法とは?
(弊社代表 宮脇:)
本日は弊社のパートナー講師であり、
ボイストレーニングを担当していただいている
酒井先生に来ていただきました。
宜しくお願いします。
酒井先生:
「皆さん、こんにちは。
新入社員研修でボイストレーニングを担当しております、
セールスアカデミーパートナー講師の酒井玲子と申します。
今日はどうぞよろしくお願いいたします」
ありがとうございます。
宜しくお願い致します。
酒井先生はもう何年も一緒に、
私どもの研修にご支援をいただいているんですけども、
酒井先生に声の出し方という視点で、
色々とお話をお聞きしていきたいと思っております。
新入社員研修で酒井先生はいろんな会場で毎年100人ぐらい、
おそらく100人以上の新入社員さんに
声の出し方をアドバイスされてますけれども、
最近の新入社員さんでトレーニングする際に
よくある何か声の出し方が良くない部分とか、
このあたりってどんなことがあるんでしょうか?
酒井先生:
「そうですね、まずちょっと表情に乏しくて、
棒読み気味な感じがするということですね。
それと滑舌もちょっとはっきりしていないかなと、
ボソボソと話す感じ。それから早口。
あと皆さま自身も自覚していらっしゃって、
解消したい点ということで挙げていらっしゃるのが、
人前で話すのが苦手ということがございます。
その反面とても器用なんですね。
且つ、修正能力とか凄く高いと思います。
ですので、短時間のうちに結構成長が見られるというか
修正していく感じがございます。」
いま酒井先生が表情という言葉を使われたんですけれども、
表情というのは、通常顔の表情ですが、
声の表情っていうのはどんな意味なんでしょうか。
酒井先生:
「声の表情=体と顔の表情ですね。
「全身で」と私は申し上げるんですけれども、
まず顔に表情がないと、声も暗くなりますね。
普段は皆さん気付いてらっしゃると思うんですけど、
こういう低い声で話すと無愛想になりますし、
明るい顔で喋ると、やはり明るく感じるということですね。
あと全身のアクションというのが、
表情とか説得力のある声というのに
欠かせないものであると思います。」
声っていうと、耳から入るようなイメージですけれども、
表情とか身振り手振り全身で、
声に表情を乗せるっていうことなんですね。
酒井先生:
「まさに宮脇社長がなさっていらっしゃるような感じですね。」
そういう意味では声に表情を付けようというのが、
アドバイスの一つだったりする訳ですね。
ありがとうございます。
次に滑舌というところで、
滑舌が悪いという自己認識の受講者がいた時に、
アドバイスとしてはどんなことをされるんでしょうか?
酒井先生:
「まず滑舌というのは舌の動きがスムーズに、
読んで字のごとく滑らかに動いてるかということですので、
まず「舌が動く=口の周りが動く」ということですので、
この動かす練習ですね。
例えば発音だと、一拍だと意味がないので、
滑舌の場合は必ず拍がいくつかまとまって、
言葉とか文章単位で練習する必要がございます。」
ということですね。
この動きが滑らかじゃない。まさに滑舌ですから、
滑らかじゃなくてではそれを動かす練習をしていくと。
ちょっとずつ良くなる感じなんでしょうかね。
酒井先生:
「もうこれはそれしか逆にございません。
こうやってカメラが向きますと、
緊張してこのあたりが固まってしまいますので、
やはり普段から「あいうえおあいうえお」という
発声・滑舌練習ですね。
そしてあとは、早口言葉を練習したり、
あと口内の舌の動きというのはとても大事なので、
これはインターネットなんかでもご紹介がございまして、
舌の動く練習をする。
こういったものをされるとよろしいかと思いますね。」
ありがとうございます。
あと新入社員さんの悩みと言いますか多そうなのが、
「ついつい早口になってしまう」
そんな悩みを持っている、
あるいは自覚している受講者っていると思うんですけれども、
早口を改善するコツというのはどうなんでしょうか?
どんなことがあるんでしょうか?
酒井先生:
「まず早口って、どういうことかということを、
自覚していただかないといけないんです。
例えば「酒井玲子」というこの言葉をゆっくり喋ると、
「さ か い れ い こ」
なんですけれども、
早口の方にゆっくり言ってとお伝えすると、
「さかい」(間)「れいこ」
こういう風に、間やフレージングを増やすことによって
尺を伸ばそうとされるんですね。
そこのところを、一拍ずつをゆっくり均等に発音していく。
というのがコツですね。
なのでこれはもちろん、
スピード感覚っていうのが大事なんですけども、
早口の方はとにかく一拍ずつが、タタタッ タタタッと、
言ってしまうのでゆっくり一拍ずつ間隔を置いて
発音していくということをまず心掛けていただくのが
宜しいかと思います。」
ゆっくりしゃべるにしても、
いわゆる感覚が違うので間を作る。
それから一つ一つをゆっくり喋るとか、
そういったことなんですね。
酒井先生:
「そうですね。
間が空き過ぎたりフレージングで
区切りをし過ぎたりして、
タタ・タタ・タタ
タタタ・タタタって
こういうリズムを、
体で覚えてしまっている方が多いんですね。
なのでそれをまず、
改善してゆっくり喋ることから。
ですから早口の方は、
早口言葉を逆にゆっくり喋る練習をする。
それも切らずに。
そういったトレーニングを行っております。」
ありがとうございます。
今日は酒井先生、
ボイストレーナーの専門家に来ていただきました。
声っていうのは誰もが発することができるんですけれども、
ビジネスにおいて適切に発することができるのか。
これは非常に難しい部分があると思います。
いくつか今日、ポイントを教えていただきました。
非常に勉強になりました。
ありがとうございます。
次回も酒井先生に来ていただいて、
現場での指導というところを教えていただこうと思います。
ぜひ次回も、この番組を
ご視聴いただきたいと思いますし、
チャンネル登録がまだの方は是非お願い致します。