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調子の上がらない部下へのアプローチ方法教えます!数々の名選手を育てた石橋哲哉さんをゲストにお招き!

動画概要

今回は、弊社のパートナー講師、アスリートのメンタルコーチも務めております、
石橋先生をゲストにお迎えし、若者の傾向や育成のポイントについてお伝え致します。

【お伝えするメインテーマ】

1.最近の高校生、新入社員の傾向とは?
2.本人のパフォーマンスを引き出すために、必要な声掛け
3.調子が上がらない、スランプに陥っている部下に必要なこととは?

 (弊社代表 宮脇:)

 

本日は弊社のパートナー講師である

石橋先生に来ていただきました。

 

よろしくお願いします。

 

今回、石橋先生は初めてでございますので、

良かったら簡単に自己紹介していただいてよろしいでしょうか。

 

 

石橋先生:

「石橋哲哉と申します。

 日頃はこういう形で企業研修をしておりますが

それ以外にもアスリートのメンタルコーチということで、

プロゴルファーだったりとか部活指導のメンタルコーチもやってます。

 

それから企業研修でセールスアカデミー様の方に、

お世話になっているんですけども、

新人育成から管理職、チームビルディングとか

それからモチベーションアップ、コミュニケーションとか

その辺を中心にやっております。よろしくお願いします」

 

 

実は石橋先生は、企業研修でももちろんご活躍なんですが、

高校のバスケットボールチームのメンタルコーチとして

携わってらっしゃいまして、なんと大濠高校、

福岡の大濠高校が先般、日本1位になったんですが

そこのメンタルコーチもしております。

 

つまり若い方の能力を引き出すというところに、

非常に技術をお持ちだと思うんですが、

最近の若い高校生、あるいは新入社員研修で

22~23歳の人たちと会ってみて

最近の若い人っていうのはどういう傾向だという風に

石橋先生はお考えでしょうか?

 

 

石橋先生:

「そうですね。私が新入社員、それから高校生と関わって感じるのは、

やっぱり夢というか目標をきっちり持ってる子と、

それから持ってない子というのが、

両極端に今なってきてるなって感じがしてます。

 

大濠高校の場合は、

本当に日本一になるんだと思って

集まってきている子どもたちの集まりなので、

そうするとやっぱり行動も変わってくるというところがあると思います。」

 

 

そういうことですね。

 

夢を持っている人と、そうじゃない人が、

結構差が激しくなってきているということですね。

 

例えば大濠高校のバスケ部は、もちろん皆さん優秀で、

バスケがうまい人や意識が高い人が集まってたと思うんですけど、

そういった夢がある人でも今までは優勝できてなかった。

 

何かが変わって強くなったと思うんですけど、

その夢がある人たちの能力をぐっと引き出したり、

あるいはパフォーマンスを上げる上で

石橋先生がよく生徒たちに伝えてたことって

どんなことがあるんでしょうか?

 

 

石橋先生:

「私が伝えていた指示で彼らがそれを実践してくれたっていうもので、

私が一番メンタル面で大きいと思っているのは、

コミュニケーション量の増加と言いますか、

 とにかくやっぱりチーム内で、それから先生と、

ものすごくコミュニケーション量を取ってます。

 

そして練習中もお互いに声を掛け合う。

 

それから練習以外でも何が必要かというのを

必ずミーティングするというところで、

やっぱり目標に向かって何が必要かっていうのを、

自分視点だけではなく周りからのフィードバックというか、

その辺も含めて、どうしたらより良い方向に行けるかというのを

常にコミュニケーションを取っていたように感じます。」

 

コミュニケーションを取って、

もちろんチームとしての一体感も出るとは思うんですけど、

それと同じぐらい大切な部分として、

自分がより良くなるためにどうしたらいいかっていうのを、

自分目線だけじゃなくて周りから聞くことで

本人の行動が変わっていくということなんでしょうか?

 

 

石橋先生:

「やっぱり自分で気付くというのは、

もちろん大事なんですけれども、

 

それ以上に気付いてないところっていうのは、

周りからフィードバックをもらわないといけない。

 

それと大事なのは、

その周りからのフィードバックをちゃんと受け取れる。

 

受け入れ力と言いますか、

そこがやっぱり高かったように思います。」

 

 

ちなみに、調子が悪い選手や良い選手いると思うんですけど、

例えば調子が悪い、スランプに陥ってるなって感じるような

営業でもなかなか、最近受注できないとか

そういうスランプに陥る新社会人もいると思うんですけれども、

スランプに陥ってそうな選手には、

どんな働きかけとか声掛けをされるんでしょうか?

 

 

石橋先生:

「まず現状を受け入れることからスタートですね。

 

“こんなはずじゃない”と思っていると前には進まないので、

何かしらの理由があって、今は結果に結び付いてないと。

 

でもそれはしょうがないとして、

自分でもしくは周りからの意見によって

考えられるいろんな材料というのを少しずつ潰していくというか、

 

どうすれば成果が出るだろうと、

何が必要だろうというのを考えて行動に結び付ける。

 

その行動に結びつけるためにも、

いま自分の状態はこんな状態なんだというのを

受け入れるのが大事だと伝えてます。」

 

 

まず現状を受け入れるということですね。

特にずっと小・中と、きっとエースで来てた方が

周りに自分より上手い人がいたりすると、

結構挫折しそうかなって気がするんですけども、

そういう意味ではどうでしょうか?

 

勉強もそうでしょうし、スポーツもそうですけど、

 結構上位で来てた人が強豪校とか進学校に入って

メンタルがやられてしまうっていう人もいると思います。

 

そういった若い人たちに対して何か伝えるとしたら、

まさに現状を受け入れるといったところだったり、

あとどんなアドバイスを若者にしてあげたいでしょうか?

 

 

石橋先生:

「やっぱり実際にありました。

 

全国から集まってきているので、

エースになりたいけれどもうまくいかない。

 

というものに関しては先程言ったように今どんな状態なのかと、

そして自分に足りないものが何かっていうのを自分で考えて、

それから周りにも聞きなさいと。

 

結局力をつけるには、練習しかないんだから、

練習やるしかないよね、と。

 

でもそこで歯を食いしばって

がむしゃらにというのは大事なんだけど

 

何が必要かっていうことをちゃんと自分で考えながら、

自分の成長というところにも目を向けながら

やっていくのが大事だよと伝えています。

 

やっぱり、お仕事でも同じだと思うんですね。

 

分かってなくて、がむしゃらにするよりも、

やっぱり上司や先輩の意見を聞きながら、

自分に何が必要かっていうところ、とりあえずやっぱりやってみる。

 

やってみた結果として、次の作戦を立てるというか、

やり方を考えるのが大事なんじゃないかなと思います。」

 

 

まさに仕事に通ずるところもありますよね。

 

悩んでても、ずっと悩んでるだけでは、

意味がありませんからやっぱり行動して、

その結果、何かがまた見えるのでそこで改善を繰り返していくと。

 

行動に集中させると言いますか、

そういったところがポイントなんでしょうね。

 

 

石橋先生:

「はいそうですね。後はその周り、例えば私のようなメンタルコーチ、

部活動だったらメンタルコーチが

 

「できてるよ頑張ってるよ」

「まだまだやれるだろうけど」

「ちゃんとやれてる自分にも目を向けな」

 

いう声掛けはしますので、

企業においても先輩や上司の声掛けが、

大事なんじゃないかなと思います。」

 

ということですね。

ありがとうございます。

 

今日は日本一になった、

大濠高校のバスケット部のメンタルコーチをされている石橋先生に、

今の若い方の傾向、あるいは調子の悪い人に対して

どんなアプローチが必要なのか。このあたりを解説していただきました。

 

次回も石橋先生に来ていただいて、

上司として、どんなことをすればいいのか、

 

部下育成・新人育成で、

どんな働きかけをすればいいのか、

 

この点について、

お聞きしていきたいと思います。

 

ぜひ次回もこの番組を見ていただきたいですし、

チャンネル登録がまだの方はぜひお願いいたします。

 

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