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【新人教育】入社半年後の新入社員が抱えている悩みとは?

動画概要

・入社半年後の新人が抱える悩みとは?
今年の8~10月に実施した、フォローアップ研修の中で、
新入社員が抱える不安や悩みについて多かった声をご紹介します。

・なぜ新人は報連相について悩みを抱えているのか?
「報連相をしづらい」
この悩みを抱えている声が非常に多いです。
なぜこのような悩みが生まれるのか。新入社員の声をもとにご紹介致します!

・報連相を徹底させるためにどのように接すればよいのか
最近の新入社員の方は、
上司やお客様への報告の必要性を自分の判断で行ってしまう傾向があります。
このような方へ、どう改善を促せばよいのかをお伝え致します。

(弊社代表 宮脇: )


今回は、


新入社員さんが入社してから半年後ぐらい、
「9月や10月、この辺りでよく聞く悩み」についてお話ししたいと思います。


私どもは年間300名くらいの新入社員さんと接していて、
フォローアップ研修というものを、
8月9月10月といった時によく実施しています。


その際に、


「不安なことは何ですか?」と言うことを聞き出すんですね。


その中で圧倒的に多いのが、上司に先輩に聞きづらい、
「報連相をしづらい」ということなんですね。


どういうことかと言いますと、


いわゆる報告・連絡・相談という社会人の基礎があります。


何かあったら報告したり、
何かつまずいたら相談したりということです。


ところが新人は、


その報連相の重要性はわかっているんですけど、


「上司が忙しそうだからちょっと声をかけづらい」
「こんなことまで聞いてしまったら迷惑なんじゃないだろうか」


といったように、
ある意味、上司先輩に気を使って聞かない、
報連相しない、ということがかなり多発してるんですね。


上司は


「なんで彼は、なんで彼女はいつも報連相が足りないんだ」
「なんでやってくれないんだ」
「これちゃんと言ってくれよ」


って腹が立つこと、あるいは悩んでいる上司ってたくさんいると思うんです。


「だらしないな、今時の新人はだらしないな」って思っている方も多いと思います。


ただ、新人に「なぜ報連相しないのか?」と聞くと


上司先輩に気を遣っているんですね。


これを聞いた時に


「こういう誤解をしてしまうんだ」と非常に驚きました。


私は新入社員さんにこう伝えます。


「報連相はしすぎて叱られることはない」


報連相をしすぎて
「あなたは報連相しすぎだぞ」と叱られたら
私に教えてくださいと言ってます。


そのような上司とは、私は対話をしてみたいです。
でもそういう人ってあまりいないと思うんですね。


報連相はだいたい足りなくて叱られるんです。
特に一年目、入社して半年あるいは一年経つまでは
報連相はたくさんしてもいいと思うんですよ。


ですから皆様がもし、
「新人・部下がなかなか報連相しないなー」と
悩んでいらっしゃるのであれば、
ひょっとすると皆様のことを気遣って、


「なんか申し訳ない」
「こんなこと聞いたら迷惑かもしれない」


というような
余計な配慮をしている、そんな可能性がありますので、


「報連相はどんどんしなさいよ」
「報連相しすぎて、私は叱らないから」


このように是非安心させて下さい。
非常に意外な盲点です。
実は気を遣っているということです。


あともう一つ、こんなことがありました。


「メールの返信をしない」


実際に新入社員さんから聞いた話なんですけれども、
上司先輩や、あるいは取引先からメールをもらいました。
「それに対して返信をしない」と言ってきた新人さんがいたんですね。


なぜかと聞くと、


「私のメールを見る時間もないんじゃないかと」
「先輩上司や取引先は忙しいんじゃないかと」
「だからメールを返信していないんです」


このような話を聞いたんですね。
私はこれも非常に驚きました。
そういう発想になるのかと。


私は本人にこう伝えました。


「メールは必ず返信してください」と


というのは、上司先輩がメールを本人に送って、
それに対して「かしこまりました」という反応がなかったら、
「ちゃんと見てるのかな?」と心配ですよね。


取引先もそうです。


新人の頃は基本的には、
上司先輩やお客様などからメールが来たら、必ず返信をする。
このように教えてあげてください。


これもですね、
相手に配慮して、忙しいと思ってメールを控えていたという誤解なんですね。


このように私たちや皆様では、
なかなか考えられないような気の遣い方
このようなことをする人がいますから、


ぜひ「メールは必ず返信しなさい」と。


それもできればルールを作った方がいいです。
私どもセールスアカデミーは、


上司先輩やお客様からのメールは
「一営業日以内に返信すること」というルールを設けてます。


一営業日ですから、
例えば今日頂いたメールは一営業日、明日までと言ったように、


あるいは


土日休みの場合は金曜日にいただいたメールは、
翌月曜日までには必ず返信をする。


このようにルールを設けてます。


この基準を設けないと、返信したはいいけど
3日後とか1週間後にするとなると非常に遅いですから、
メールは必ず返信すること。そしていつまでにすること。
このあたりの基準をしっかり新人には伝えていただきたいと思います。


今回は入社半年後によく聞く悩み、
そしてその誤解についてお伝え致しました。


次回は
「新入社員が出すSOS、そしてそれを見逃すと大変なことになります。」
と言ったようなお話をしたいと思います。


ぜひ次回もこの番組を見ていただきたいと思います。
チャンネル登録も、まだの方はぜひお願い致します。

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