【新人教育】今どきの若者は褒めないとダメ?新人の本音を教えます!
動画概要
・今時の新人の叱られることに対する考え方
今時の新人は叱られることに慣れておりませんが、
叱られることを本当に嫌がっているのでしょうか?
・「叱る」「注意する」とは?
教える側、教わる側とで生じる「叱る・叱られる」認識の違いをご紹介します。
・注意・叱る際はその場で!
基本は、何か叱らないといけない、注意しないといけないことが起きたら、
「その場で言う」というのがポイントです。
その理由を含め、𠮟り方の注意すべき点についてご紹介致します。
(弊社代表 宮脇: )
今回は「今時の新人というのは叱られるのが嫌なのか」
これについてお話ししたいと思います。
「今時の新人は叱られ慣れていない」「叱られると嫌だ」
それから
「褒めたほうがいい」「とにかく褒めるべきだ」
こんな話があると思います。
私は様々な企業様の新人教育の現場を見たり、
あるいはお聞きしております。
その中で、確かに今時の新入社員さんは
叱られることに慣れておりません。
ただ、叱られることを本当に嫌がっているのか、
あるいは絶対に叱られたくないのかというと
そうではないということが分かりました。
褒めるだけだと
自分自身が何が足りないのかわからないんですね。
そして今の新入社員さんはレベルアップしよう
スキルアップしようという意識が強いです。
「同じ会社に勤める」そんな感覚もだんだん減ってきております
つまり自分自身がレベルアップしていつでも転職できるように、
あるいはこの会社で更に上に行って中心的な人材になるんだと、
このような意識が強いわけです。
そのためにもスキルアップしたい、そう思っているわけです。
ただ、ここで注意しないといけないことは、
「叱る」という言葉ですね。
私、今日現在45歳なんですが、
1999年に新卒で社会人になりました。
メガバンクに入ったわけですけれども、
本当に毎日叱られる、そんな日々でした。
叱ると言っても 結構厳しい口調で言われるわけです。
ところが今の20代の方とって「叱る」というのは、
私達世代からすると「注意する」というレベルなんです。
「君、〇〇ができてないよ。良くないよ、直しなさい。」
これって「注意」ですよね。
ただ、これは新人からすると
「叱られた」という風になりますので
注意するっていうのを
そのぐらいの程度でいいんじゃないかなと思います。
褒めるだけではなく、注意・叱ることもやる。
その割合ですね。
叱るばかりだと、やはり厳しいと思います。
そして褒めるだけだと良くないと思います。
まずは半々ぐらいでやってみるといいと思います。
人によっては
褒めたほうが伸びるタイプは確かにいますから
その場合は褒めるを7割、叱るを3割くらいにする。
逆に、結構注意しても
へこたれずにどんどん改善していく、あるいは成果を出していく、
そのようなタイプは場合によっては5:5よりも
褒めるのは3割~4割くらいにして
6割~7割は注意する、叱る。
そういうのもいいかもしれません。
あくまで人に合わせて、
変えていくといいんじゃないかなと思います
そして叱るタイミングも大事になってきます。
一番よくないのは、
「何か起きた時に叱って
そして芋づる式に、過去に起こったこともどんどん叱っていく」
これらは新人からするときついと思います。
ですから基本は
何か叱らないといけない、注意しないといけないことが起きたら、
「その場で言う」というのがポイントだと思います。
そうしないと
一つ目の注意されるメインテーマに対して意識が向きませんので
改善がなかなか進まないと思います。
ですから、基本は起きた瞬間に注意する。
どうしても環境として注意しづらい雰囲気であれば、
その場ではなく 少し時間をおいて
呼んで伝えるというのもいいと思いますが、
その時も、なるべく時間を開けない
日数を空けずに その日のうちに注意したり叱ったり、
あるいは遅くとも翌日ぐらいまでには言った方が
いいんじゃないかなという風に思います。
今回お伝えしたかったのは
叱ることを嫌がっているのか、
褒めるだけでいいのか、叱るだけでいいのか
そのあたりをお伝えしました。
今時の新人は
「上司から指導してもらいたい」と思っています。
意外に注意しても素直に聞きます。
その点、ぜひ皆様
「大丈夫かな 叱って大丈夫かな」
「嫌われたくないな」
そのような気持ちもわかりますが、
ぜひ新人の成長のために、
言うべきことはしっかり言っていただきたいと思います。
本日は「叱る」というテーマでございました。
次回は、最近よくお問い合わせをいただいている、
私どもセールスアカデミーの新入社員研修の内容や、
こだわりについてお伝えしたいと思います。
もしよろしければ、次回も見ていただきたいと思います
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