【4つのタイプ別診断】
サポータータイプを伸ばすための指導法を教えます!
動画概要
・4つのタイプとは?
4つのタイプについて簡単におさらいします。
ご存じのない方でも問題ございません!
・サポータータイプの特徴
人間関係を非常に重視するサポータータイプ、
その他どのような傾向があるのか、
どんな言葉で褒めれば効果的かご紹介致します。
・注意や指導の際に気を付けるべきこと。
結果や数字が出ていないサポータータイプへの、注意喚起の言葉にはご注意を!
当人が最も、自発的に動きやすいような言葉のかけ方をお教えいたします!
(弊社代表 宮脇: )
今回は、4つのタイプの中でサポーターへの働きかけ、
育成の仕方についてお伝えしたいと思います。
過去の動画に4つのタイプの診断の
全体像を解説しておりますので、
是非、そちらも一緒に見ていただければと思います。
4つのタイプどんなものであったか。
以下のタイプがありました。
①コントローラー
②プロモーター
③サポーター
④アナライザー
コントローラーは人からああしろこうしろと言われたくない。
プロモーターは楽しさこそ人生と考えている。
サポーターは人間関係が重要
俗にいういい人と言われています。
アナライザーは情報収集分析型のタイプです。
今日はサポーターについてお伝えします。
サポーターというのは、人間関係がとにかく重要で
誰かのためにお役に立ちたいと考えているんですね。
サポータータイプは
人への気配りがものすごくできます。
そして誰かのために貢献したいと思っているので、
認められたい 褒められたい。といった
承認欲求を無意識のうちに持つことがあるんです。
このように褒めたらサポーターは喜びます。
「〇〇さんのおかげで助かったよ」
これが最高です。
〇〇さんのおかげで助かりました、
サポートしている、
そこに喜びを感じるわけですから。
次にサポータータイプに注意する時に気を付けた方がいいこと、
これは、あまり結果結果と言わないことです。
サポータータイプの真逆のコントローラータイプは
結果に対して貪欲ですし、「結果が出てないぞ」というところを強く言っていいんです。
ところがサポータータイプは結果に対して、
ちょっとストレスに弱かったり致します。
営業職で言うと分かりやすいんですが、
営業のマネージャーはこう考えると思います。
私も以前そうでした。
「営業の指導だから数字に厳しくあるべきだ」と
「数字を厳しくとることが上司の役目」だと。
そのような考えのもと、
私はサポータータイプの新入社員にいつも
「今週の数字はどうなってるんだ」
「必ず今月これだけ受注しなさい」
ということで強く指導していたんですね。
これは心を鬼にしていました。
本人のために数字に強くなってほしいから。
これは本当に実話なんですが
私が日々日々厳しい数字を求めて行って、
その一か月の目標をその新入社員は達成しました。
私はそれを見て
「あーよかった」
「もうこれで数字に強くなるだろう」
「来月は自信を持って営業活動するだろう」
自分の経験上思ったのです。
ところが私とその新入社員はタイプが違ったんです。
どうなったかというと、9月ですね
日を追うごとに元気がなくなっていたんです。
「あれおかしいな」
「先月はあれだけ頑張って受注をしたし」
「成果もあげたし自信を持ったんじゃないだろうか」
と思ってたんですが、もう今にもダメそうな雰囲気だったんですね。
そこで私は
この四つのタイプを思い出し
「あ!しまった」
「この人はサポータータイプだったんだな」
「ちょっとスタンスを変えよう」
ということで私は面談をしました。
一対一で
「〇〇さん 数字のことは一旦忘れよう
数十目標達成しなくても絶対怒らないから、
その代わり、どうしたらお客様に喜んでもらえるのか
どうしたらありがとうと言ってもらえるのかを考えそれを実行に移そうよ」
このように言ったんです。
そしたら本人が「本当に受注できなくても社長怒りませんか?」と、
確認してきたんです。
「いや絶対怒らないから安心しなさい」
「そのぶんお客様の方を向いて
お客様に喜んでもらうことをやろう」と伝えました。
すると、表情がパッと明るくなり安心したような顔をしました。
その後、数字を気にせずにお客様への貢献を考え、
お役立ち情報を持っていき、
どうしたらお客様からありがとうと思ってもらえるかを、実行に移したんです。
結果的にどうなったか。
目標を大幅に達成したんですね。
営業というのはお役立ち業と私たちは考えてます。
つまり営業の原理原則を普通にやったわけです。
数字のことを忘れてこの結果を見て
私は本当に反省しました。
自分がうれしいと思う指導をしてもらってもダメなんだ
営業は数字を厳しく言うことが重要なんじゃない
そうではなく
お客様にいかに貢献するか。
そして新入社員や社員の力をいかに引き出すか。
これがやはり上司社長先輩の役目だと思うんですね。
サポータータイプには、
数字数字というのは控えた方がいいです。
もちろん必要最小限に言う必要はあると思います。
ただあまり数字数字と言うと、
本人のパフォーマンスが下がっていき、
メンタルがやられていく危険性がありますから、
「それよりもどうしたら、もっと喜ばれると思う?」とか
営業ではなく社内の業務であれば
「どうしたら他の部門の人がもっと喜ぶと思う?」
「どうしたら他の部門の人や上司先輩が」
「ありがとうと言ってくれそう?」
このようにですね、
サポーターというのは人のお役に立ちたいという、
そういった性質であるということをしっかり認識して
指導していただくと良いんじゃないかと思います。
同じ人でもガラリと変わることが分かる
という風に思います。
今回は
サポータータイプへの働きかけ、
指導の仕方についてお伝えしました。
次回の動画では
「今時の新入社員は、本当に叱られるのは嫌いなのか。」
「上司先輩は褒めるばかりが本当にいいのか」というお話をしたいと思います。
是非、次回の動画も見ていただきたいと思います
そしてチャンネル登録もよろしくお願いします。