問題解決力
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どんな仕事においても、日々の業務の中で様々な問題が発生します。しかしこれらをきちんと解決できないケースも多くあります。本研修では、問題解決ができない原因を認識していただき、どのようにして解決策を講じていくかのステップを学ぶことで、社会人として必要な問題解決力を養っていただきます。
カリキュラム
問題解決に向けて最も大事な事は?
仕事上において、問題は日々発生するものです。その都度解決しているつもりでも、実際には問題のもぐらたたき状態になっているケースも多くあります。具体的には、起こった問題にしか対応できていなかったり、部分的な解決策になってしまったりすることも多くあるのです。ここでは、問題解決の誤ったパターンを理解し、問題に気づく上での注意点を学んでいただきます。
問題の本質
問題は、視点によって異なります。また一言で問題と言っても、実際には2パターンが存在します。現在起こっている問題と、今後発生が予想される問題に分けることができるのです。ここでは、問題とは何かを改めて考えることで、問題の本質について理解していただきます。
SWOT分析
SWOT分析とは、強み(STRENGTHS)、弱み(WEAKNESSES)、機会(OPPORTUNITIES)、脅威(THREATS)に分けて考える分析手法です。自社を分析する際に使用されるマーケティング手法でありますが、ここでは自分自身を分析していただきます。受講者である新入社員にとって身近なテーマとすることで、勤務経験のない新人でもイメージが沸くようなテーマ設定としております。
問題解決のステップ
問題解決を行う際のステップを学んでいただきます。
問題を解決するには、1.課題の設定、2.課題の絞り込み、3.解決案の策定評価、4.行動計画策定というステップを踏むことが重要です。
今日から始める第一歩は?
せっかく学んだ考え方やフレームワークも、実務で活かさなければすぐに忘れてしまうものです。研修の最後には、学んだ内容を自分自身の仕事にどう活かしていくかを考えていただきます。すぐに実践できる内容を考え、実行していくことで、研修で習った内容をすぐに身につけていただくことを目指します。
カリキュラム詳細
問題解決力~新入社員研修~
カリキュラム | 研修内容 | |
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1 | 問題解決に向けて最も大事な事は? | 1.問題解決の誤ったパターン 2.問題のもぐらたたきになっていないか ・問題が表面的 ・起こった問題にしか対応できていない ・部分的な解決案、効果の対策 3.問題に気づく注意点 [情報共有]問題解決に進まなかった経験はないか |
2 | 問題の本質 | 1.問題とは [ワーク]「問題とは」を考える 2.目標が具体的になると、問題が明確になる [グループ討議] ・2分間で20以上の表現で表す ・目標を具体的に設定(見直し) ・日々の曖昧な依頼を具体的に 3.問題は、視点によって異なる 4.2つの問題 ・現在起こっている問題 ・今後発生が予想される問題 |
3 | SWOT分析 | 強み(STRENGTHS)、弱み(WEAKNESSES)、機会(OPPORTUNITIES)、脅威(THREATS) [ワーク]自分をSWOT分析してみる |
4 | 問題解決のステップ | STEP1:課題の設定 STEP2:課題の絞り込み STEP3:解決案の策定評価 STEP4:行動計画策定 |
5 | 今日から始める第一歩は? |
受講者の声
1.問題解決力の研修では、そもそも問題とは目標と現状の間のギャップであり、問題解決をするためには、目標を明確化し、SWOT分析をすることで現状を把握し、具体的な行動を決めることが重要であると学んだ。
2.自分の強み、弱みについて、それをどう仕事に活かせるか、仕事をする上でどのようなリスクとなるかまで考えて、改善、成長していきたいと思います。自分が仕事を行う上でリスクとなることを考えることができたので、日頃の生活から意識して改善していきたいです。
3.問題解決に向けて最も大事なことは、少しでも早く問題に気づいて、きちんと伝えることであり、「事実」と「思い込み、決めつけ」を区別する必要があると学びました。
4.何かしらの問題に向き合うときには、「事実」と「思い込み、決めつけ」の区別をしっかりしようと思った。SWOT分析は、良いところ、悪いところが可視化できる優れた分析手法だと思ったため、これからも活用しようと思う。
5.問題は、視点や立場、期間によっても異なるので、自分の視点を押し付けず、相手の立場も理解しなければならないと気づきました。
6.最初のうちは、業務の中で「何が問題であるかがわからない」といった状況が少なからず発生すると思うので、研修で学んだ問題解決の内容を少しずつ活かしたい。
7.自分の視点を押し付けず、物事を俯瞰的に見ようとする意識を持つことの重要性を学んだ。それによって相手の立場を理解することができ、多様性という言葉に繋がるのではないかと思った。