4types

4つのタイプ分析

人はそれぞれタイプが異なります。人から指示命令をされるのが嫌いなタイプ、新しいアイディアを試したり新しいことに挑戦するタイプ、他人の視点に立ってものを見ることが得意なタイプ、じっくり状況を観察し、データを集めてから行動に起こすタイプ等々。この研修では、ご自身がどのタイプかを知ることで、自分自身の長所や短所がわかったり、自身が気持ちよく仕事をするにはどうしたらいいかのヒントを得ることができます。

4つのタイプ分析とは

人の性格は様々ですが、大きく4つのタイプに分類されると言われています。研修中に簡単な診断を行うことで、自身がどのタイプであるか、また他の受講者はどういうタイプであるかを認識していただくことができます。自身のタイプを知り、人それぞれタイプが異なると理解することで、職場でのコミュニケーションやストレスマネジメントに活かすことができるようになります。ここではまずそれぞれのタイプについて解説します。

TYPE

コントローラータイプ

特徴

このタイプの人は行動的で、自分が思った通りに物事を進めることを好みます。過程よりも結果や成果を重視します。リスクを恐れず、目標達成に邁進します。また他人から指示されることを何よりも嫌います。

  • 他人からの指示命令を最も嫌うタイプ。
  • 状況を全て自分でコントロールしたい。
  • 中小企業の社長に多い。
  • 他人にコントロールされるのが嫌で、
    自分で会社を起こす。
  • 自分が干渉されない環境を作ろうとする。
  • コントロールを好み、統率力やリーダーシップに優れている。
  • トップダウン型の「俺について来い」スタイルが多い。
TYPE

プロモータータイプ

特徴

自分のオリジナルなアイディアを大切にし、人と活気あることをするのを好むタイプです。自発的でエネルギッシュ、好奇心も強く、楽しさこそ人生と思っています。多くの人に好かれます。ただ、飽きっぽいところがあり、1つのことを達成したり、持続させたりするのが苦手です。

  • 話の中心になること、周囲から高く評価されることを好む。
  • 仕切り役を任されるのが好きで、自分に関心が向けられる状態を楽しむ。
  • 二番煎じになるのを嫌い、新しいアイディアや仕事に挑戦することでモチベーションが高まる。
  • 失敗談を含む自慢話を大きな身振り手振りで話すことが多い。
  • あまり嫌な感じがせず、憎めないタイプ。
  • 能天気な性格で、周りの人から呆れられることもある。
TYPE

サポータータイプ

特徴

人を援助することを好み、協力関係を大事にするタイプです。周囲の人の気持ちに敏感で気配りに長けています。一般的に人が好きです。自分自身の感情は抑えがちです。
また、人から認めてもらいたいという欲求も強いのが特徴。

  • 人を援助することを好み、あたたかく穏やか
  • 職場では協調性が高く、意欲もある
  • 計画や目標を立てることにはあまり関心がなく、決断には時間がかかる
  • 人の心を読むのが得意
  • 直観力があり、感情に基づいて判断する
  • ビジネスよりも人優先
  • リスクを冒すのは苦手
TYPE

アナライザータイプ

特徴

行動の前に多くの情報を集め、分析、計画を立てるタイプです。物事を客観的に捉えるのが得意で、完全主義的なところがあり、ミスを嫌います。問題解決と分析の専門家のような人です。人との関わりは慎重で、感情をあまり外側に表さないことも特徴の一つです。

  • 状況をじっくり観察し、データを集めてから行動を起こす。
  • 新しいことを軽い気持ちで始めることはない。
  • 常に慎重に構え、行動を計画的に進める。
  • 思いついたことをすぐに話すことはせず、よく考えながら言葉を紡ぐ。
  • 初対面の人にプライベートなことをすぐには語らず、関係ができてから自分について話す。

4つのタイプ分析の効果

EFFECT

自分の長所・短所を認識できる

自分自身の長所や短所を認識できるため、成果を上げるための行動に改善しやすくなります。たとえば自身がアナライザータイプであると気づくことで、「自分は考えすぎる傾向にあるから、意識して考える前に行動しよう」と前向きに捉えることができます。

EFFECT

自分のストレスの要因がわかる

自分はどういったことでストレスを感じやすいかを認識できるため、自信で状況を改善しやすくなります。例として、自身がプロモータータイプであると理解していることで、「自分はプロモータータイプだから、最近モチベーションが下がっているのは、誰からも褒められていないせいかな。よく褒めてくれるA先輩に話しかけてみようかな。」とモチベーションが下がっている原因を特定し、ストレスをコントロールするような行動を起こすことができます。

EFFECT

相手のストレスの要因がわかる

上司、先輩がどのようなことでストレスを感じやすいかを認識できるため、相手に応じて適切な対応を取れるようになります。4つのタイプの存在を知ることで、相手がどういうタイプであるかもなんとなくわかってきます。たとえば自身の上司がコントローラータイプであると予想することで、上司がストレスを抱えている様子を見た際にも、「課長がイライラしているのは、部長から細かく言われたからなのかな。少し時間を置いて話しかけよう。」と行動を変化させることができます。「なぜ上司が怒っているのかわからない」というようなことで悩むケースを減らすことができます。

カリキュラム詳細

4つのタイプ分析~新入社員研修~

~コントローラー/プロモーター/アナライザー/サポーター

カリキュラム 研修内容
1 自分のタイプを知る [ワーク]自分自身がどのタイプかをチェックする
2 パワハラ 講師より、4つのタイプのそれぞれの特徴をご説明します。
3 相手のタイプを知る [ワーク]他のメンバー(同期)がどんなタイプかを共有する

診断結果をご担当者様にフィードバック

新入社員研修23日間を受講された企業様には、研修期間終了後に、本タイプ分析を元に当社が考察した内容をフィードバックします。タイプに合わせた効果的なコミュニケーションの取り方についてお伝えします。

※23日間のうちの一部の研修を受講された企業様については、ご担当者様へのフィードバックはございません。

受講者の声

受講者の声を見る

1.本日学んだ内容に、自分の性格を4つのタイプに分けるという内容がありました。その際に先生から「皆、自分とは違うということを忘れないように」というお話がありました。その違いや差を埋めていくには、コミュニケーションを取りながら、新しい考えや意見をも受け止めていくことが必要になってくると思います。「自分が、自分が」という姿勢ではなく、まずは相手を理解しようと自分から歩み寄っていける人間になりたいと思います。

2.人のタイプをカテゴライズし、人との相性を考えることで、コミュニケーションが円滑にいくということを学びました。自分や相手のタイプを理解し、相手に合わせたコミュニケーションを意識したいと思います。

3.4つのタイプ別の特徴について、相手がどんな特徴だと何が嫌がるのか、何を好むのかを学んだことを元に、観察、分析し提案や上司とコミュニケーションをとる際に参考にしていきたいと思います。

4.相手が4つのタイプの内どれなのか、そのタイプの人にはどのように接するべきなのかという点について考えたことがなかったので、学んだことを活かし、今後相手に合わせたコミュニケーションが取れるようになりたいと思います。

5.私は4つのタイプ別コミュニケーションでサポータータイプでした。サポータータイプは、人とのつながりを大切にするなどがあり、そこは私が勤める会社の大切にしていることなので、とても安心しました。

6.私は本日の講義を受講し、サポータータイプであることを知りました。長所を改めて知ることができたと同時に、短所も見つけたのでYESだけを言うのではなく、自分の意見をしっかりと持ち伝えたいと思います。それにより、他の人に迷惑をかけずに済むので、これからは日々意識して取り組んでいきます。

7.今回の研修で自分のタイプを知ることができたので、さらに深堀し自分への理解を深め、まず自分が出来ることから始めたいと思います。それから別のタイプを支えられるようなりたいです。

8.今回の研修ではコミュニケーションについて学びました。学校とは違い、同じような年代や環境で生活してきた人たち以外と社会では関わることが増えるため、相手に自分を知ってもらう第一歩としてコミュニケーションが大事だとわかりました。今は受け身のコミュニケー ションだったり、初対面の人との会話が苦手だと感じるので、研修中や研修終了後は意識して行動に移したいと思います。また、自分にも相手にもストレスを与えないよう心がけることが、仕事を円滑にすすめる上で重要なことの1つだと分かりました。性格が合う合わないに限らず、相手に寄り添うことを忘れずに、実践したいと思います。

9.相手に分かりやすく伝えるという、論理的な部分が私に足りていないと思うので、日頃から分かりやすく伝える構成を意識しながら話していきたいと思いました。また、アサー ティブコミュニケーションという自分を大切にしながら他人への配慮を怠らないようにする、伝え方について、今回具体的に学ぶことができ、今後意識していきたいと思いました。他の人と、自分は違うということを改めて認識した上で、周りの誰もが嫌な思いをしないようなコミュニケーションを行っていきたい と思います。

10.コミュニケーションの大切さを改めて実感した。実際に聞き手と話し手の両方をしてみたが、聞き手は話を聞きながら相手に寄り添った聞き方、相づち、オウム返し、ミラーリングなど難しく、日頃から意識していかなければならないと思った。また、自分自身の4つのタイプ分析をして、自分のタイプが分かったのでこれをうまく活かしながら、相手とコミュニケーションを取っていきたいと思った。

11.相手に働きかけるコミュニケーションとして、論理・共感・信頼から成り立つが、私は論理が一番苦手で、これから成長していかなければならない課題であると感じた。相手が理解しやすい論理的な話し方において意見が挙がった中で 「接続詞に気をつける」という点に非常に共感した。また、わかりやすく伝える型を学び、構成の組み立ての助けとなる手法を実践したが、型を使って何とか納得する文章が立てられたが、型を使わなかった場合、非常におそろしいなと感じた。

12.カドがたたない伝え方のコツとして 相手が主語になった大章ではなく自分が主語になった文章を使うとあり、これは今後も意識して使おうと感じた。 相手が主語だと強い印象を与えてしまうので、「私は~」のように、自分が主語の文を使っていこうと思う。これ以外にも、聴くときには体を相手に向けたり、あいづちも大切だと学んだ。

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